6年間研究をして気づいた研究職(技術職)に求められる人材の9つの特徴

f:id:yoshitokamizato:20161220194034j:plain

研究職を目指しているあなたにとって、「どういう人材が求められているのか?」という情報は知りたくてたまらない情報なのではないでしょうか?

なぜなら、面接官の方々もそのポイントを重点的にみるはずだからです。

 

つまり、このポイントを把握しているかそうでないかで就活の結果は大きく変わるということです。

 

なので、この記事では6年間の研究生活を送ったぼくの経験をもとに、「研究職に求められる人材の特徴」をまとめてみました。

これを読めば、就活において自分自身が目指すべき方向性もある程度定まります。

 

そのため、間違いなく過去のぼくよりも効率よく就活ができるようになるでしょう。

 

無理に自分を偽って就活をするのは違います。

ですが、それでも求められている人材像をきちんと把握することで、自分の強みと照らし合わせて面接などでアピールできるようになるはずです。

 

ぜひ、この記事に挙げられた項目を意識し、就活に役立ててみてください。

 

 

1. 何を作りたいのかを明確に考えられる

これは研究職を目指している人にとってはかなり重要な能力です。

どういう商品を生み出したいのかを、常に自分で思い描いていないと、自分の研究テーマに主体性がなくなってしまいます。
もしあなたが上司なら、そういう人に大切な商品の開発を任せるでしょうか?

答えは「ノー」です。

 

なぜなら、主体性のない人に任せても、中途半端な商品しか開発できないということがわかりきっているからです。 

自分から進んで「良い商品を開発したい!」という意思がなければ、いいものなんて作れるわけがありません。


そういう人に商品開発を任せても、上司が納得するような商品を作り上げることはできないでしょう。

ましてや、お客様が納得するような商品を開発することなんて絶対に無理です。

 

だからこそ「自分は何がしたいのか?どういう商品を生み出したいのか?」ということを自分の頭で考える必要があるのです。

 

これは、就活においても重要な考え方です。

 

なぜなら、何をやりたいのかがはっきりと見えない学生は、どこか頼りなく見えてしまうからです。

そういう学生は、面接した際に「ただ受かりたいだけなのかな?」という印象を与えてしまいます。


それに加え、やりたいことの質が高いかどうかで、その人の研究者としての能力も、ある程度判断することができます。

 

研究職を目指している就活生にとって「うちの会社でどのような研究を行いたいですか?」という質問こそが、研究者としての実力をアピールする最大のチャンスです。

 

ぼく自身も、就職活動を行った時は「何をやりたいのかをしっかりと考える」ということをかなり強く意識していました。

そして、それを意識するようにしてからは、実際にすぐに内定をいただくことができました。

 

何がやりたいのかを一生懸命考える能力は、実際に仕事をするようになってからも必ず役に立つので、ぜひ力を入れて考えてみてください

2. 几帳面な性格

研究職では、几帳面さが仕事をスムーズに進める上で重要な能力になってきます。
なぜなら、研究では「これまでわからなかったこと」を実験を通して「わかるようにする」ということが求められるからです。


そのため、実験をする時にいい加減なやり方をしていては、ほとんどの実験は上手くいきません。

結局、その実験からわかることは何もなくなってしまいます。

 

実験をやって、その結果が正しいということを証明するためには、きちんと手順通りにこなすひつようがあります。

そして、考察の邪魔になるような手技的なミスはできるだけ排除しなければなりません。

 

そのため、

 

  • 1つ1つしっかりと確認しながらやる
  • こまめに記録を残す
  • データをまとめて整理する
  • 一定の操作をすべての実験で統一して行う

 

というような几帳面さが求められるのです。

 

また、実験の計画を立てるときにも、書類やデータの整理は絶対にきちんとやるべきです。

それをしっかりやらないと、1ヶ月前や半年前のデータを参考にしたい時に、パッと取り出すことができません。

 

そのため、結局ゼロから考えなければいけなくなるはめになります。
いちいち整理するのはめんどくさいかもしれませんが、長い目で見るとデータや資料はきちんと整理した方が効率がいいです。

また、普段から書類やデータを整理していないと、上司に実験結果を報告する時に困ってしまうことがあります。
なぜなら「あのデータ見せて!」と急に不意打ちされることがあるからです。

 

そういう時に必要なデータをパッと出せないと、アドバイスをもらえる機会を逃してしまいます。
そのため、研究者に求められる能力として、この几帳面さはかなり大切な能力となるのです。

 

3. 信頼できる人間性 

これは几帳面さとかなり強い関係があります。

もし、人間的に信頼できない人が実験結果を報告してきたら、思わず「これは本当に正しいデータなのだろうか??」と疑いたくなります。

こういう人と一緒に仕事をしようとしても、全く仕事になりません。

なぜなら、相手のスキルを疑いながら仕事を進めていくのは、かなりのストレスが伴うからです。


楽しく、円滑に仕事を進めるためにも、「普段からしっかりと考えて行動すること」「簡単に嘘をついたりしないこと」が大切です。


就職活動で面接に取り組むときは、嘘をつかず、話す内容に一貫性を持たせるように意識しましょう。

信頼は、社会人にとっては大切なパラメータです。

それがあるかないかで、任される仕事の質は大きく変わります。

大切なのは、「こいつにこの仕事を任せて失敗をしたとしても後悔はないな」と思われることです。

自分が社会人としてのキャリアを積むためには「信頼される人になる」ということを心がけましょう。

 

こういう部分を短い面接で見抜くのは難しいことですが、少なくとも「信頼できないな」と思われる人を採用することはありません。

「面接は減点方式」ということをしっかりと頭に入れて就職活動に臨みましょう。

 

4. コミュニケーション能力 

これは営業だけでなく、研究職にも求められる能力です。

なぜなら、会社の研究となると必ず周りの方々の力を借りて進めていかなければいけない時があるからです。

 

例えば、自分が開発した商品を工場で量産化するとなると、工場の機械で商品を試作しなければなりません。

当然、自分で全ての機械を動かすことはできないのでたくさんの方々と意思疎通を図りながら仕事を進めていくことになります。

 

そういう風に、いろんな人が1つの仕事に絡んできた場合、ミスが起きる確率はぐっと高くなります。

自分がやりたい実験の意図を周りの方々と共有し、予定通りに進めるためにも「コミュニケーション能力」は重要な能力です。

 

むしろ、この能力さえ高ければ仕事で得することはいっぱいあります。

思いもよらない人から問題を解決できるようなヒントをもらえたり、自分の仕事でもないのに協力してもらえたりと、周りの方のサポートが得られたり。

 

なので、コミュニケーション能力はぜひ身につけておきましょう。

 

5. 強い向上心

研究では、実験をしてもうまくいかないことがほとんどです。

なぜなら、研究とは「まだ明らかになっていない未知の領域を、トライアンドエラーを繰り返しながら明らかにしていく」ということだからです。

 

うまくいかない実験を改善して、きちんとした結果を出すためには向上心が欠かせません。

 

また、会社の先輩方のいい部分を素直に真似することができるかどうかも、向上心によるところが大きいです。

自分がこれまでやってきたやり方にとらわれず、人のいい部分をすぐに真似することができる人はなかなかいません。

ここが、他の人と差をつけるポイントです。

また、自分がわからない部分を素直にさらけ出し、その場で疑問を解決できる姿勢も成長するためには欠かせません。

 

他にも、いろんな実験方法を勉強したり、装置の原理を調べたり、研究に関する論文を読んだり、ビジネス本を読んだりと、上司が指示すること以外に自分で考えて動かなければいけないことはたくさんあります。

 

それをめんどくさがらずに楽しんで行動するためにも、向上心は欠かせません。



6. 忍耐力 

先ほどもご説明したように、研究ではうまくいかないことがほとんどです。

半年やっても1年やってもいい結果が出ないことも普通にあります。

 

そういう時に、忍耐強く楽しんで研究に取り組むことができるかどうかも、研究者にとっては大切な能力です。

 

また、会社という組織で働く以上、どうしても人間関係でストレスを感じることもあります。

時には自分が悪くなくても大人の対応をしなければいけない時もるでしょう。


ぼくは、あまりこの忍耐力がない方で、たとえ先輩でもおかしいものはおかしいと言ってしまう方です。

ですが、常にそのような態度を表に出しているとやはりいいことはありません。

 

ある程度はこちらが相手の意見を飲み、大人の対応をする。

それでも「絶対にこれだけは間違っている」ということに関しては容赦なく意見を言うようにしています。

 

そういう意味では人間関係において「忍耐力」だけが大切だということではありません。

ですが、それでも簡単に怒ってしまったりいじけてしまうような人は周りから避けられ、上司からも見放されます。

 

人間的に成長するためにも、ある程度のストレスであれば耐えるということも重要です。 

 

7. 判断力 

この能力は、個人的には学歴よりも重視されていいポイントだと思いっています。
なぜなら、実際仕事をする上では判断力が優れていないと、いくら勉強ができても結果を残すことができないからです。

うんちくばかりをたれても意味はありません。

結局は行動が全てです。

そして、質の高い行動をするためにも、判断力は欠かせません。

 

そのためにも、普段から考える力を磨き、その状況に適した判断をする意識を持つことが大切です。

そういう意味では、球技など一瞬の状況判断が重要になるスポーツをやってきた方は強いのではないかと思います。

ぼくも、サッカーやフットサルで鍛えた判断力が間違いなく仕事に役立っているという実感があります。

それに、ぼくの周りでも仕事ができる人は決まって運動ができる人が多いです。

 

仕事を進める力があるかどうかはこの「判断力」に左右される部分がかなり大きいです。

きちんとした判断ができる人は、勉強をする時も要領もいいため知識の吸収も早いです。

 

8. 謙虚な心

いつまでも成長を続けるためにはこの「謙虚さ」が何よりも大切です。

自分で自分にダメだしできる人は最強です。

 

そういう人は、いくら成功しても気を緩めることなく、成長し続けていくことができるでしょう。

 

また、謙虚な心は上司から指導を受けるときにも大切です。

謙虚さがない部下だと、上司は指導する気をなくしてしまいます。

 

もしあなたなら、ダメ出しをして逆ギレしたり開き直ったりするような部下がいたら、指導したいと思いますか?

 

おそらく、多くの人が「絶対に指導したくない」と答えるでしょう。 

 

常に謙虚な気持ちで自分にダメ出しをしながら、行動を起こすときには思い切って行動する。

そういう意識を大切にする必要があります。

 

エントリーシートや面接でも、謙虚な姿勢は好印象を与えます。

自分に対する厳しさを大切にし、普段から謙虚な姿勢を意識して行動しましょう。

 

9. 情報収集力

研究者は、新しいアイデアを生み出したり、問題解決をするためにも、情報収集力が強力な武器となります。

特に大切なのが、論文や特許などの必要な資料を検索する能力です。



この能力があると、どんどん実践で必要な知識を身につけることができ、問題解決能力も向上していきます。


また、自分にとって必要な情報だけでなく、何事にも興味を持って、できる限り深く突っ込んで理解しようとする姿勢も大切です。
なぜなら、自分が得た知識は、いつ・どこで・どういうふうに役に立つかわからないからです。


そのため、普段から自分の知らないことに興味を持ち、必要・不必要に関わらず情報を集めている人は問題解決能力に優れています。

なぜなら、自分でも意図しないような形で「過去に集めた知識」が役に立っているからです。

 

また、情報収集力を高めるためには「人脈を作る」ということにも力を入れる必要があります。

なぜなら、自分の知らないものを調べたい時、手っ取り早いのはその道のスペシャリストに話を聞くことだからです。

そのためにも、普段から色んな人との交流を大切にし、いい協力関係を築いていくことが大切です。

 

まとめ

ぼくが就職活動を行っている時、最も欲しかった情報は「社会人の方からの生の声」でした。

なので、この記事では、実体験や会社の上司・後輩の意見を参考に「研究職に求められている人材の特徴」をまとめてみました。

 

研究職で得られる経験は、他の人がなかなか簡単にできるものではありません。

その高い専門性は、きっと一生もののスキルになります。

 

現にぼくも、将来的にはそのスキルを活かして自分の研究所を地元の沖縄に建てる予定です。

そして、その研究所で使用する研究費を稼ぐために、プログラミングを学びました。 

 

注目!!

プログラミング初心者からわずか半年で転職を決めたぼくが利用した学習ツール14選

  

 

研究職での経験は他の人にはない大きな武器になるので、ぜひ今のうちに身につけておきましょう。

高いレベルの専門性さえ身につけておけば、あとは方法次第で独立することもできます。

 

将来の選択肢を広げるためにも、今の時間を大切に過ごしましょう。