研究職において大切な「信頼される人間性」に共通する7つのポイント

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信頼は仕事をする上でとても大切な要素です。それは研究職も同じで、出てきた実験結果が本当に信頼性のあるものかどうかは、その人の人間性に大きく左右されます。


この記事では、ぼくが研究をしていて感じた「信頼できる人」に共通する部分をまとめました。

 

 

 

1.約束をきちんと守る

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これはとてもわかりやすいですね。プライベートでも仕事でも、約束を守る人は信頼されます。会議や待ち合わせの時間を守ったり、仕事をきちんと期日までに仕上げたり、何気ない口約束でもしっかり覚えていたり、とにかく約束を守ることは大切です。

 

こういう人間関係に直接つながるような事は本当に大切にしたほうがいいです。その方が、信頼を得られるだけでなく、周りの人と円滑なコミュニケーションをとることにも役立ちます。
 

周りの人との人間関係が良くなれば、自分が困っている時に助言をもらえたり、手伝ってもらえたりします。社内ではいい人間関係を築く事で得をする事がたくさんあります。力を入れておいて損はないです。

人に媚びる必要はありませんが、人に気に入られる能力も社会人としては大切な能力です。

 

 

2.自分の立場によって言うことをコロコロ変えない 

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時々、自分の行動や発言は肯定的に見て、他人のことは否定的に見る人がいます。そういう人は、自分の立場によって言っている事をコロコロ変えるため、信頼性に欠けます。

 

正直、そういう人と一緒に仕事をすると、かなりのストレスになります。僕はそういう先輩の意見は無視するようにしています。人間的に尊敬できない人に振り回されたくは無いので。

 

どんな時でも、自分の行動や発言に対して、おかしい部分は無いかを考えましょう。自分の欠点に気づかず、そのまま放置してしまうと自分の成長にもつながりません。

 

逆に客観的な目線で、常に自分を冷静に見る事ができ、自分の立場に関係なく的を得た意見を言える人はどんどん成長していきます。

 

脳科学の世界では、最も有効な学習方法として「アクタークリティックモデル」が注目されています。

 

これはどういうものかというと、 自分の中に「行動する自分」と「それを批判する自分」を共存させるという考え方です。

 

成功脳を強化していくための重要なモデルがあります。

これは、脳科学の世界で最も重要な「脳の強化学習モデル」とも言われています。

それは、「アクタークリティックモデル」というものです。

アクターとは、「行為者」という意味があり、クリティックとは「批判者」という意味があります。

つまり、自分の中に行為者と批判者という、二つの役割を持って思考や行動をするということです。

 

引用:成功脳と失敗脳

 


ここで使われている聞きなれない言葉として「強化学習」があります。

強化学習とは、何か目標を達成した時に脳に快楽を与えるドーパミンが放出されるため、その快楽を求めてさらに目標を達成しようと努力を繰り返すようになる事を言います。

 

つまり、アクタークリティックモデルを取り入れると、人はどんどん成長できるようになるのです。

 

自分自身が成長するためにも、周りからの信頼を得るためにも、自分の行動や発言を客観的に捉え、自分の欠点をきちんと見つめることが大切です。そして、自分の欠点を治すためにも、ミスをした時は保身に走らずきちんと反省し、自分の立場によって言い訳がましく意見を変えない事が重要です。


 

3.自分の身を守ることだけを考えない

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どうしても、自分の身を守ることしか考えていない人は自分の悪いところを指摘されても人のせいにしたり、言い訳をしたりします。時には、周りを攻撃する事で自分が優位に立とうとすることもあります。

 

そういう人は大体、自己中心的な発言しかできません。言っている事も自分の立場によって変わるため、周りからの信頼も薄くなってしまいます。ぼく自身も、そんな人の話は、たとえ目上の人であろうと全く聞く気がしません。


自分の立場によってどのように振る舞うかでその人の信頼は決まってきます。特に、精神的に追い込まれている時にその人の本性は出てきます。たとえ自分のダメ出しをされても、それが的を得ているのであればきちんと自分が悪かったと認め、人のせいにしたり言い訳をしたりしないことが大切です。

 

4.簡単に弱音を吐かない

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簡単に弱音を吐かないことも、信頼を得るためには大切です。めんどくさい仕事や、難しい仕事が自分に降りかかってきた時に、簡単に弱音を吐くような人には、それなりの仕事しか任されません。もしあなたが上司であれば、そんな部下に大切な仕事は絶対任せないはずです。

 

なぜなら、すぐ弱音を吐く人は「自分の嫌なことからすぐ逃げる」からです。自分の好きなこと、やりたいことをやるのはとても素晴らしいことだと思うのですが、どのような仕事でも必ず「やりたくない事」は出てきます。

 

だからこそ、簡単に弱音を吐いてはいけないのです。逃げずに、難しい仕事に挑戦することで自分自身が成長することができ、だんだんと仕事が楽しくなるのではないでしょうか?

 

また、簡単に弱音を吐く癖がつくと、何事にも「できない理由」を探すようになります。こういう人は成長するスピードがかなり遅いです。

 

何事においても、できない理由を考えるのはすごく簡単です。いくらでもできます。

 

「時間がないから」「忙しいから」「センスがないから」「体調が良くないから」「気が向かないから」

 

中には本当に理由があってできない人もいると思いますが、特別毎日忙しいわけではないのに、もっともらしい理由をつけて言い訳をする人を見ると「めんどくさがってやらないだけでしょ」と思ってしまいます。

 

「できない理由」ではなく「できる理由」をもっと考えていくべきです。

 

 

5.自分の悪いところを素直に認める

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これも信頼性に大きく関わってくる部分ですね。自分が仕事で何かミスを指摘された時、認めるべき点があれば素直に謝って反省をするべきです。

これができないと成長しません。確かに、精神的にはかなりの負担になるのですが、自分が悪いのに逆ギレしたり開き直ってしまうと、自分自身が成長できないどころか、周りの人からも何も指摘してもらえなくなります。

 

もし自分が後輩に注意をした時、逆ギレされたり開き直ったりされたらどう思いますか?多分、そういう後輩には丁寧に仕事を教えようという気は一切なくなると思います。

逆に、悪い点を指摘した時に、本当に自分が悪い時に素直に反省できる後輩は、どんどん自分のスキルを教えて育てようという気になります。素直に人の話を聞くのは、自分自身が成長する上でも、信頼関係を築く上でもとても大切なことです。

 

ただ、これにも例外があって、ぼくは自分が尊敬できる人でなければ、注意されても無視するようにしています。


なぜなら、尊敬できない人は決まって「他人に厳しく、自分に甘く」を実践している人だからです。ぼくはそういう人に振り回されたくはないので、たとえどれだけ先輩であろうと尊敬できない人の注意は無視しています。それに、だいたいそういう人の指摘はズレていることが多いです。

 

自分の身を守るためにも、自分の価値観を貫くためにも、この線引きはかなり重要になってきます。結局、尊敬できない人の意見まで聞いてしまうと、いろいろと引っ掻き回された挙句、時間と労力の無駄になってしまうのがオチです。

 

 

6.単純に「仕事ができる」

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会社ですから、当然仕事ができれば信頼されます。最もわかりやすく、最も難しいのがこれです。きちんと求められている結果を出し続けることで、周りからも信頼され、重要な仕事を任されたり、11つの判断に対する発言力も大きくなります。

 

では、研究職においては、どのような人が「仕事ができる人」なのでしょうか?

 

1つ言えることは「研究を進めるスピードが速い人」です。これは、実験をただ単に多くやればいいということではなくて、正解にたどり着くまでの時間が短い人のことを言います。無駄な実験を省き、1つの実験で多くのデータを得ることができる人は、かなり研究のスピードが速いと思います。僕もそこを目指しているのですが、なかなかできずにいます。

 

また、まとめたデータがわかりやすかったり、幅広い知識を持っていたり、考察が鋭かったりすると「仕事ができる人だなぁ」という印象を受けます。

後輩に色々教えるためにも、上司や先輩に追いつくためにも、仕事ができる人になれるよう頑張りましょう。

 

7.なんでも几帳面にこなす 

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例えば、机の上が綺麗だったり、データがきちんと整理されていたり、実験操作が丁寧だったり、字が綺麗だったり、とにかく綺麗に整理整頓されているところを見ると「なんでもしっかりやる人なんだなぁ~」と感じます。

 

なんでも几帳面にするのってすごくめんどくさいですよね?だからこそ、そこをしっかりと出来ている人はとても信頼を得られるのではないかと思います。

 

 

まとめ

ここまで色々と書いておいて本当に恐縮なのですが、ぼくは信頼を得るだけが全てではないと思っています。いやほんと、今更ですいません。笑

でも、常に人の目を気にしながら生きていくのはつまらないじゃないですか。人の目を気にしすぎるあまり、自分が無くなってしまっては意味がありません。

 

あくまでも、仕事をする上で大切な要素の1つに過ぎないという事を頭に入れておいて欲しいです。あまりにも周りからの信頼を気にして、自分の考えに従って行動できなくなってしまったら「言いなり人間」になってしまいます。そういう事態は絶対に避けるべきです。

 

時には周りを敵に回してでも、自分の意見を言わなければいけない時もあると思います。その時に、自分の信頼を気にしていては、思い切った意見を言えなくなってしまいます。

 

大切なのは、状況に応じてうまくスタンスを切り替えることです。