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若手研究者もすぐに結果を出せるようになる!実験計画を立てる際に意識すべき5つのこと。

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恥ずかしながら、ぼくは今まで実験でたくさん失敗してきました。

何度情けない思いをしたかわかりません。

リアルに泣きそうになったこともあります。笑

 

その失敗の中でも、一番自分が情けないなと思うのが、穴のある実験計画を立ててしまうことです。

穴のある計画を立ててしまうと、いくら手順通り完璧に実験をこなしたとしても全く意味がありません。それだと、実験をする前から失敗することが決まっちゃってますからね。

 

そして、計画に穴がある原因は、大体の場合、自分の怠けからくることがほとんどです。一生懸命考えれば、質の高い実験計画を立てることは難しくありません。

そこで、この記事ではどうにすれば完成度の高い実験計画を立てられるのかをまとめてみました。 

いつも「計画が不十分で実験を失敗してしまう。」という方がいらっしゃったら、参考にしてみてください。

 

 

1. 実験の目的をはっきりさせる

ごく当たり前のことですが、目的があいまいなものになってしまっては、何のために実験するのかがわからなくなってしまいます。

 

ここはかなり力を入れて考えるべき部分です。目的の質がそのまま実験計画の質になると言っても過言ではありません。

 

せっかく実験をするのであれば「なぜこの実験をするのか?」をできるだけ具体的に掘り下げて考えましょう!

 

いろいろと考察をしているうちに、他のことに論点がずれないようにするためにも、軸となる明確な目的が必要です。

 

しっかりした目的を決め、それを達成できるような実験計画を立てることで、1回の実験で多くの成果が得られるようになります。

 

つまり、質の高い目的を設定することによって、焦点がぶれずに効率よく実験を進めることができるのです。

 

2. 目的・手順・準備するものを細かくノートに書き出す 

頭だけでぼんやりと考えていると、なかなか深く考えることはできません。

 

それに、人間は忘れる生き物です。なので、目的・手順・準備すべきものはかならずノートに書き出しましょう。

 

そうすることで、半年後や1年後にノートを見返しても「何のためにした実験なのか」「どういう手順で行ったのか」「何を実験に使用したのか」という重要な情報が把握できるようになります。

 

実験ノートには「過去の実験を振り返ったときに、きちんと理解できるようにする」という大切な役割があります。

 

振り返りができないようなノートは、何の役にも立ちません。それであれば、書いても書かなくても一緒です。

 

完成度の高い実験計画を立てるためにも、過去の実験を振り返ったときにきちんと理解できるようにするためにも、「目的・手順・準備すべきもの」をきちんとノートに書き出しましょう。

 

3. どのようなデータが得たいのかを考える

実験を行う時には「どのようなデータが得たいのか?」を考えることが重要です。

 

実験をする前にそれを考えていれば、実験が終わった後から「あれもこれも調べておけばよかった。」というふうに後悔することも無くなります。

 

得たいデータを明確にしておくと、実験に穴がなくなり、一回の実験で必要なデータをきちんと得られるようになります。

 

4. 過去の似たような実験を参考にする 

計画を立てる時には、必ず過去に行った似たような実験の記録を見返すべきです。

 

なぜなら、その方が効率よく完成度の高い計画を立てることができるからです。

 

こういうふうに、過去の実験を参考にするためにも、ノートにきちんと詳細を記録しておきましょう。

 

そしてできれば、行った実験はパワーポイントなどに図やグラフとともにわかりやすくまとめておいた方がいいです。

 

そうすると、パソコンでデータファイルを整理することができ、過去のデータを取り出すことも、振り返りをすることもグッと楽になります。

 

「めんどくさっ!」と思われる方も多いかもしれませんが、1つの実験が終わるごとに得られたデータをパワーポイントにまとめておいた方が過去の実験の振り返りもしやすいため、長い目で考えると効率的です。

 

めんどくさがってはいけません!

 

5. 大事な実験はパワーポイントで計画を立てる

実験をする前にパワーポイントに計画をまとめておくことは、質の高い実験計画を立てるためにはオススメです。

 

ぼくはいつも、ミスのできない大事な実験はパワーポイントで計画をまとめてから実行します。

 

実験計画を、図や表を使って詳細にまとめることによって、実験を行った時にどういうふうに進めるのかをより具体的に考えることができるようになります。

 

また、実験計画の穴や、実験を行う際の注意点、準備不足のものにも気づくことができます。

 

きちんと、実験をわかりやすい形にし、穴なのない計画を立てるためにも、パワーポイントに手順をまとめることはかなり有効な手段となります。

 

結局、上司などに実験結果を報告する時も、パワーポイントにまとめておいた方がわかりやすいので、最初から作っておいてもあまり損はありません。

 

むしろ、メリットの方が大きいくらいです。

 

まとめ

ぼくは、社会人になってからこれまでの4年間、このようなやり方で実験の計画を立ててきました。それを実践することによって、確実に計画の立て方が上手くなっています。

 

実験計画をうまく立てることができれば、それだけ質の高い実験をすることができます。なので、実験計画を立てるということに関してはしっかりと力を注ぎましょう。

 

この段階で、研究者としての実力に大きな差が出てきます。