「10年後、生き残る理系の条件」は理系学生全員が読むべき良本

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いきなりですが理系学生の皆さん、将来設計って不安じゃないですか?

ぼくは学生の頃、どういうふうに自分の将来設計をしていけばいいのかわからず不安でした。

というのも、理系として生きてきた以上はその専門性を活かしたいのだけど、その道で本当に生きていけるのか不安だったからです。

 

ぼくは運良く大学院からの研究職という、理系の人間にとってはわりと理想的な進路を歩むことができました。

でも、誰しもが自分が希望した進路に進めるとは限りません。

理系から営業職に行く学生の方も、わりとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

自分から希望して就職するならまだしも、望まない職種で働くことになったとしたら、それは本当に辛いことですよね。

ぼくなら絶対、自分の望まない職種で働くのは嫌です。

 

では、自分の夢を叶えるためにはどうすればいいのでしょうか?

実は、限りなく自分の夢を叶える可能性を高める方法があります。

 

それは、「誰よりも努力すること」です。

 

なんともありきたりな答えですいません。

ですが、それが事実です。

夢を叶えるためには、何よりも努力することが大切なのです。

ただ、この「努力」に関しても1つ注意があります。

 

それは、「ただ努力するだけではダメ」だということです。

 

努力には必ず、「戦略」がなければいけません。

効率の良い努力をしなければ、優秀な人達と対等に渡り合う事は出来ないのです。

まずは戦略をきちんと学び、しかるべき方向にエネルギーを集中させましょう。

 

ぼくが読んだ「10年後、生き残る理系の条件」には、理系の人間がこれからの時代において、どうすれば生き残っていけるのかという「戦略」の部分がとてもわかりやすく書かれています。

将来設計に悩まれている方や、技術者になりたい方。

まずは戦略を学んでみませんか?

 

若ければ若いほど、この本を読むことで得られる成果は大きくなります。

将来のことに融通が効く学生のうちにこそ、この本は読んでおくべきです。

 

この記事では、「10年後、生き残る理系の条件」に関して、ぼく自身が強く共感できた部分をご紹介したいと思います。

どれもこれも納得のいく内容ばかりで、実際にぼくも、この本を読んでから仕事に対する意識や普段の行動が大きく変化しました。

 

「もしこの本を読んでいなかったら?」

 

そう考えるとゾッとするレベルです。

手に入れておいて損はない一冊だと思いますので、ご興味のある方は是非読んでみてください。

それではほんの少し、内容をご紹介したいと思います。

 

 

 

自分の強みを生かすことの大切さ 

就活生でも社会人でも、周囲の人と差をつけるためには、何よりも自分の強みを知ることが大切です。

確かに、苦手な部分を伸ばすことも大切です。

しかし、そこにばかり目を向けても結果を残すことできません。

まずは自分の強みを見つけ、それを充分に活かすことを考えましょう。

それが成功への最短ルートです。

 

今から振り返ると、エンジニアとして旬の時期に技術開発を中断してMBAに留学したり、フラッシュメモリ事業の絶頂期に大学に移ったり、変わることこそが自分の強みだったように思います。

 

天才エンジニアではない、狭い専門分野の技術だけでは負けてしまう、という劣等感があったからこそ、惜しげも無く転身できたのでしょう。

 

後付けの理屈になりますが、これも弱みを強みに変えたということかもしれません。

 

このように、自身の強みを活かすことによって、人は結果を残すことができるのです。 

ぼくは、学生の頃から自分の強みは「几帳面な性格」にあると自覚していました。

その強みを活かすために、大学院時代から実験データを細かく記録し、わかりやすくまとめることを徹底していました。

そのおかげで、 入社してからは開発部の他のどの社員よりも膨大な量のデータをきちんと管理できるようになりました。

 

この「膨大な量のデータを管理できる」という強みのおかげで、商品をゼロから開発し、その商品の性能を分析し、製造ラインに対する適合性を検討するという幅広い業務を任されるようになりました。

現在の開発部において、このように幅広い業務を1人で行っている人はぼく以外にはいません。

もし、ぼくが1つの業務だけでいっぱいいっぱいになり、きちんとデータを管理できない人間であったなら、このようなことはありえなかったでしょう。

ぼくは、現在所属している開発部において、自身が替えのきかない人材であるという確信があります。

(とか言ってクビにされたらすいませんw)

 

自分の強みを自覚することによって、結果を残せる確率は大きく上がります。

ぜひ、一生懸命自己分析して、自分の強みを見つけてみてください。

「自分で考えてもわからない」

という方は、ストレングスファインダーという自己分析ツールもあるので、そちらを利用するといいでしょう。

 

utina.yoshitokamizato.com

 

ただ、やはり自己分析ツールはあくまでも参考程度のものにしかなりません。

やはり、自分の強みは自分で見つけるのが一番です。

普段の生活の中から、「優れている部分」「得意な部分」をぜひ探してみてください。

そして、社会に出て働いた時には、その強みを思いっきり前面に出しましょう!

 

専門分野ばかりに目を向けてはいけない

変化が激しい現代では、自分の専門分野ばかりに目を向けてはいけません。

なぜなら、めざましい技術の進歩により現代において需要のある技術でも、すぐにコモディティ化(陳腐化)する可能性があるからです。

例えば、人工知能の研究によって自動運転車が開発されました。

その自動運転車によりタクシーやトラックの運転手が仕事を奪われるように、一見何の関連性もないような分野の技術が進歩することによって、現存する仕事がこれから先どんどん奪われていく可能性があるのです。

弁護士の仕事ですら、人工知能に取って代わられるという話まで出てきているくらいですからね。

 

だからこそ、理系学生の就職先として人気のある食品・化学・製薬メーカーの開発職においても、いつまでも自社の製品の需要があると考えてはいけません。

これまでの常識をくつがえすような新しい技術が生まれてしまえば、一気に会社の経営状態が傾くことだってありえます。

 

つまり、時代の変化に対応し、どんどんと需要のあるスキルを身につけることができなければ、今まで高めてきた専門知識やスキルも全く意味のないものになってしまうのです。

では、このように変化の激しい時代において、どうすれば仕事を得続けることができるのでしょうか?

私たち技術者が目指すべき人材とは、どのような人材なのでしょうか?

 

その答えの1つとしてあげられるのが「T字型の人材」です。 

 

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今の時代、様々な分野の知識を横断的に駆使することが、エンジニアにも求められるようになってきています。

 

そこで必要なのが、「T字型人間」になるという意識です。

 

「T字」の縦の線、つまり深い専門性はエンジニアの皆さんなら既にお持ちでしょう。

 

さらに、横の線、技術を活かすための幅広い知識があれば、エンジニアの能力を活かせる場が一気に広がるでしょう。

 

このように、深い専門性を持ちながらも、その技術を活かすことができる幅広い知識を持っていれば、生き残れる可能性はグンと上がります。

今でいうと、「英語」と「プログラミング」がそれに当てはまるのではないでしょうか?

他には、経営や営業について学ぶのもいいでしょう。

 

これからの時代、理系だからといって専門的な仕事ばかりしていてはダメです。

せっかく深い専門性を手に入れたのであれば、次はそれを他の分野に応用できるような適応能力を身につけましょう。

 

理系に必要な文系力

製品を開発するときには、経営者と同じように「どういう商品を作れば売れるのか?」を考えなければいけません。

なぜなら、開発者本人の発想力が最も開発品の性能に大きな影響を与えるからです。

その本人に、「こういう製品を作りたい!」という思いがなければ、中途半端な製品しか作り上げることができません。

だからこそ、技術者といえど1人1人が経営者になったつもりで、いかに売れる製品を作り上げることができるのかを考えないといけないのです。

 

また、技術者はセールストークも上手くなければいけません。

なぜなら、お客様と直接取引をすることは少なくても、社内において研究内容や開発した商品を上司や社長の前でプレゼンすることがあるからです。 

その際、営業職の方々のようにうまく話すことができなければ、自身の能力をアピールすることも、開発品の魅力も充分に伝えることもできません。

そうすると、せっかく良い商品を開発しても、ボツになってしまうことさえありえます。

 

だからこそ、理系の人間は高い専門性を身につけつつも、「経営力」や「営業力」といった文系に求められるような能力も身につけなければならないのです。

そもそも今の時代において、やるべき仕事があるのに「文系だから」「理系だから」という理由で選り好みすること自体が間違いでしょう。

結局のところ、幅広いスキルや人間性を兼ね備えた人材が生き残ることができる時代になってきているのです。

 

「文系力」を身につけよう

 

MBAで学んだ経営の知識

経営者になったつもりで広い視野を持つ、開発した製品を利用したサービスを開拓する、開発した製品を広めるためにアピールする、市場を切り開くために自社でできないことは異分野・異業種と協力する......

 

このような仕事の多くはどちらかというと、技術者がやるべき本業ではないとみなされていたかもしれません。

 

研究者やエンジニアには苦手意識を持っている人もいるでしょう。

 

しかし、開発した製品を実用化するためには、できたばかりの技術を理解した上で上記のことをしなければいけないわけですから、技術者自身がやるしかありません。

 

文系・理系と分けること自体が時代遅れではありますが、いわゆる「文系の仕事」と思われがちなことも、理系の人がやらなければいけないのです。

 

学生時代においても、社会人になってからも、技術系の方々を見ていると、対人関係を築くのが苦手な方が多いように感じます。

ぼくは、その度に「もったいない」と思ってしまいます。

専門的な分野にばかり目を向けず、コミュニケーション能力を磨けば、もっともっと活躍できる場は広がります。

むしろ、専門性を持った人材だからこそ、様々な人と良い人間関係を築き、広い世界に目を向けることで、新たな仕事を生み出すこともできるのです。

 

技術職において、高い専門性を持っているのはもはや当たり前のことです。

これから技術職を目指される方は、ぜひ色んなジャンルの人と出会い、自身の視野を広げることに挑戦してみてはいかがでしょうか?

そうすることで、理系の人間にはない価値観や能力を持った人と出会い、その過程を通じて、理系の人間でありつつも「文系力」を身につけた人材へと成長することができるでしょう。

 

ぼく自身、大学院の時は研究に追われつつも、視野が狭くならないようにできるだけたくさんの人と出会うようにしていました。

そうすることによって、偏った価値観に縛られず、自身の能力に枠を設けることもなく、様々な価値観を受け入れられるようになったのです。

 

理系だからといって、理系の枠にとらわれる必要はありません。

むしろ、その枠を超えて幅広い知識やスキルを身につけることができる人ほど、変化の激しい現代においては必要な人材なのではないでしょうか?

理系に求められる「高い専門性」に力を入れつつ、同時に「文系力」も鍛えましょう。

そうすることで、社内においても替えのきかない人材へと成長することができます。

 

技術者がソーシャルメディアに力を入れることの重要性

会社の一員として働くと、どうしても個人の能力を対外的にアピールすることが難しくなってしまいます。

もし、今のぼくが会社を辞めたら、誰もぼくの専門性を高く評価してはくれないでしょう。

なぜなら、社会におけるぼくの認知度は恐ろしく低いからです。

 

この状態では、ぼくは会社の名前を借りなければ、何もできない人材で終わってしまいます。

そうすると、突然リストラをされた時には、次の職場を見つけるときに大きな苦労を伴うでしょう。

 

いくら社内で評価を得ることができても、社外で全く評価をされていないのでは、会社に依存した人生しか歩めなくなってしまいます。

そのような状況に対応するためにも、やはり自身の能力を外に向かってアピールするのはとても大切なことなのです。

そして、自身の能力を社外にアピールするために、最も効率的で有効な手段が「ソーシャルメディアを活用する」ということです。

 

ソーシャルメディアで情報を発信する

学会の他に、簡単で効果的なアピールの方法としては、ブログやツイッターやフェイスブック、LinkedInのようなソーシャルメディアがあるでしょう。

 

私自身も企業から大学に移り、1人で仕事を始め得たときに、自らのアピール不足を痛感しました。

 

以前は「東芝の竹内」と言えば、会社の看板のおかげで多くの人が会ってくれたのが、大学教員というだけではそして機としての力は弱く、人と会うことさえ難しいのです。

 

自身のキャリアの幅を広げたいのであれば、社外へ向けたアピールは絶対にやっておくべきです。

顔を出すことに抵抗があるのであれば、無理に顔出しをしなくても良いでしょう。

それでも、絶対に自身の実力をアピールすることはやっておくべきです。

 

ただ、欲を言えば、やはり顔を出した方がいいというのが素直な意見です。

なぜなら、自分の顔を出すということは、それだけ発言にも責任が生まれるからです。

その責任を自ら負うことのできる人の発言が、周囲からの信頼を得ることができるのは当然のことではないでしょうか?

ぼくは、会社に「ブログをやめろ」と言われたら会社を辞める覚悟で顔出しをしました。

実際、会社の上司にブログがバレた時には、はっきりと「ブログをやめないといけないのであれば会社を辞めます。」と言いました。

そのくらいのリスクを背負っても、自身の能力を外へ向かってアピールすることには、相応の価値があります。

※注:実力が伴ってないうちはやらない方がいいです

 

会社に依存しないような人生を歩みたいのであれば、絶対にソーシャルメディアは活用するべきです。

個人でも働けるような力をつけることができれば、上司に媚びることも、周囲の意見に無理に合わせることも、自分のやりたいことを我慢する必要も無くなります。

 

高い専門性を持った技術者であればなおさら、自身の実力を社外へアピールしましょう。

そうすることで、新たな活躍の場を見つけられる可能性も高まります。

それに、もしかしたらフリーで働くことさえ可能になるかもしれません。

 

自身が有名になればなるほど、金銭的にも精神的にも余裕が生まれてくるものです。

理系出身の人間はぜひ、ソーシャルメディアに力を入れ、自身の実力を外に向かってアピールしましょう。

 

まとめ

このように、「10年後、生き残る理系の条件」には、これから理系の人間がどのような戦略を持って人生を歩んでいくべきかということが、とてもわかりやすく書かれています。

ぼく自身、この本に出会うことによって、仕事に対するスタンスを改めて見直すことができました。

今は、専門的なスキルばかりでなく、英語やプログラミングなどの汎用性の高いスキルを身につけられるように、日々勉強を重ねています。

 

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当たり前ですが、生き残るためには努力が必要です。

しかしその努力も、向ける方向を間違えてしまえば結果が出ないまま終わる可能性もあるのです。

 

私たち理系の人間が生き残るためには、「誰にも負けない努力」と「確かな戦略」が必要不可欠です。

努力の部分に関しては、本人のメンタルに依存するため、学ぼうとしてもなかなか学べるものではありません。

しかし、戦略に関しては、学びさえすればわりと簡単に手に入れることができます。

 

ぜひこの本を読んで、確かな戦略を身につけた上で、誰よりも多くの努力を積み重ねましょう。

社会人になる前からこの本を読んでいれば、技術者としてスタートダッシュを決められること間違いなし!

そのくらい、ぼくにとってはオススメの一冊です。

 

 

 

 

いやぁ〜、書店でたまたまこの本見つけて本当によかった。

ふぅ〜、あぶねぇあぶねぇ。

 

 

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