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研究がうまくいかない時でも鬱(うつ)にならないために大切な5つの考え方

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どうも!!

研究者のかみざと(@yoshito410kam )です。

大学院生になって本格的に研究をするようになると、だんだんと研究に熱が入るようになってきます。

 

そうすると、実験で失敗をした時や研究が思うように進まないときにひどく落ち込むようになるのですが、これはあまりいい状態ではありません。

今回は、研究がうまくいかないときに大切な考え方についてお話ししたいと思います。

 

 

研究がうまくいかないとびっくりするほど落ち込む

ぼくは、大学院に入った頃、あまりにも実験がうまくいかなすぎて、毎日落ち込んで「俺はダメな人間だ」と自分を否定する日々を送っていました。

その結果、あまり学校へ行きたくなくなり、実験をする時にもかなりの拒絶反応を示すようになっていました。

土日も休まず毎日学校へ行ったり、明かりをつけられない実験をしていて暗い実験室に一人でこもって実験をしていた時には、精神的にとても病んだのを覚えています。

 

このように、研究がうまくいかない時には、きちんとそれに対応できるような考え方を身につけなければ、研究が嫌いになってしまいます。

それだけならまだいいのですが、きちんとメンタルケアができないと、最悪の場合鬱になってしまうことだってあります。

実際に、周りにはそういう人もいました。

ぼくだって、一歩間違えばそうなってもおかしくはありませんでした。

 

ですが、研究がうまくいかないからといって、決して自分を否定してはいけません。

研究ができない=ダメ人間」ではないんです。

今はうまくいかなかったとしても、地道に努力を重ねれば、絶対にいつかうまくいく日がきます。

大切なのは、成功するまで心が折れない強いメンタルを持つことです。

そして、そのメンタルを持つためにも、うまくいかない時の考え方が大切になってきます。

 

そこで、これから皆様に「研究がうまくいかなくて落ち込んでいる時に、ぼく自身が大切にしている考え方」を5つご紹介したいと思います。

 

1. 研究はわからないことだらけ

研究とは、これまでの技術では明らかにできなかった様々な現象を、今使える手段をフル活用して明らかにしていくことです。

そのため、わからないことだらけであり、「どうすればうまくいくのか?」という答えはなかなか簡単には見つからないのです。

 

もちろん、「うまくいかないことが当たり前」というわけではないのですが、かといって「うまくいかないから研究者としてダメ」というわけでもありません。

これは体感的な話ですが、過去のデータがほとんどない状態で研究を始めた場合、実験の9割はうまくいきません。

つまり、全く新しいことを研究する場合は、多くの実験が失敗に終わるのです。

だから、研究がうまくいかないからといって、いちいち落ち込むのはよくありません。

 

2. テーマに大きく左右される

研究がうまくいくかどうかは、研究テーマによっても大きく左右されます。

面白いように前に進むテーマもあれば、いくら実験をしてもなかなか前に進まないテーマもあります。

うまくいくテーマを獲得できるかどうかはほとんど運次第なところもあるので、こればかりはどうしようもありません。

だから、他の人と自分の研究の進み具合を比べるのは無意味です。

マイペースで自分のベストを尽くすことに集中しましょう。

 

3. 「落ち込む」よりも「改善する」

研究がうまくいかなかった時、やるべきことは落ち込むことではなく、反省をすることです。

うまくいかないことには、必ず原因があります。

だからこそ、その原因を追求し、改善をしなければなりません。

 

ただ、うまくいかなかったからといって自分を精神的に追い込み、落ち込む必要はないんです。

一度落ち込むと、実験に対する拒絶反応が出るため、次のアクションを起こすまでに時間がかかってしまいます。

それが元で、研究を嫌いになってしまっては何の意味もありません。

だから、研究がうまくいかないからといって落ち込む必要はないのです。

大切なのは、原因を追求して改善を続けることです。

 

4. 自分にできることをやる

研究をするときに大切な考え方は「良い成果を出す」ということではなく「自分ができることを全てやる」という意識です。

たとえいくら頑張っても、現在の科学力ではどうしてもうまくいかないテーマがあるのも事実です。

だからこそ、結果ばかりを追求していては、余計に手が動かなくなってしまいます。

 

研究をする一番の目的は、「今までわからなかったことを明らかにすること」です。

だからこそ、結果にばかり目を向けず、「自分ができることをしっかりとやる」ということを意識しましょう。

結局のところ、研究はその積み重ねでしかないのです。

 

5. 自分の強みを理解する

あまりにも研究がうまくいかないと、人は自信喪失を起こしてしまいます。

ですが、たとえ研究がうまくいかなかったとしても、自分を否定してはいけません。

大切なのは改善をすることであって、自分を否定することではないんです。

だからこそ、どんな時でも、誰に何を言われても、自分に自信を持ちましょう。

 

そして、自分に自信を持つためには、自分の強みをよく知り、きちんとした根拠を持つことが大切です。

しっかりと自己分析をし、「自分にはどういう強みがあるのか?」ということをよく把握しておきましょう。

そうすると、無駄に自分を否定することは無くなります。

 

ぼくはよく、落ち込んだ時には「自分の強みを見つける技術」という本を読んで、自分の強みを再確認し、モチベーションを保っています。

以下の記事は、その本のレビューも兼ねていますので、よかったら参考に読んでみてください。

 

utina.yoshitokamizato.com

 

また、自己分析ツールを使うと、思いもよらなかった自分の強みを見つけることができます。

特に、「ストレングスファインダー」はかなり細かく自分の強みを分析してくれるので、なかなか興味深く分析結果を読ませていただきました。

「自分を知るためならお金を払ってもいい」という方にはオススメです。

 

utina.yoshitokamizato.com

 

上のストレングスファインダーは有料なのですが、無料でできる自己分析ツールもあります。

ストレングスファインダーよりは大雑把で当たり障りのない分析になりますが、こちらの「グットポイント診断」も、なかなか細かく自分の強みを分析してくれます。

お金をかけずに自己分析したい方は、こちらをどうぞ。

 

utina.yoshitokamizato.com

 

ぼくは、こういう自己分析ツールも参考にしながら、自分の強みを探してみました。

やってみると、意外と楽しくてワクワクするので、落ち込んだ時にやってみると励みになっていいかもしれません。笑

 

まとめ

大学院時代は、研究がうまくいかなくて落ち込みまくっていたぼくも、研究生活を続けていくにつれ、よっぽどのことがない限り落ち込まない「図太いメンタル」を手に入れることができました。

大切なのは、「ストレスを軽減し、なおかつ問題を解決できるような思考回路」を身につけることです。

自分の中である程度それが確立できるようになると、失敗してもモチベーションを失わず、どんどん前に進めるようになります。

 

研究がうまくいかなくて落ち込んでいる方がいらっしゃったら、この考え方を参考にしてみてください。

そうすれば、少しは気持ちが楽になるはずです。

何事もそうですが、うまくいかない時はやはり苦しいものです。

特に研究は、結果が出るまで時間がかかるため、長い間苦しい思いをする時もあるでしょう。

でも、だからこそ直面している問題と正面から向き合いながらも、焦らず解決する方法を見つけていきましょう。

 

この記事が、研究に対するモチベーションの低下を防ぐために、少しでもお役に立てれば幸いです。