初心者でもわかる!Rubyの基本的な使い方を40人以上に教えてきたぼくが丁寧に解説する。

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今回は、Rubyの基本的な使い方について解説していきます。

 

プログラミングは、基礎が抜けてしまうと全く応用が利かない繊細なもの。

 

なので、応用的な分野に進んだ時に凡ミスをしないよう、ここでRubyの基礎中の基礎をしっかりと身につけてください。

 

大切なのは、わかる範囲からしっかりと頭に叩き込むこと。

 

そうすることで、内容が難しくなってもきちんと理解できるようになります。

 

早くできるようになりたいからといって、階段飛ばしで学習を進めていくと痛い目にあいますよ。

 

一歩一歩着実、かつ、スピーディーに勉強を進めていきましょう!

 

 

1. Rubyファイルの保存形式

Rubyファイルは、テキストエディタで作成します。

 

ぼくがよく使用しているのは「Sublime Text」というテキストエディタです。

 

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それを開き、「command + S」で上書き保存をします。

 

この時、注意しなければいけないことが2つあります。

 

まず1つ目は、ファイル名には日本語を使用せず、全て半角英数字で名前をつけるということ。

 

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そして2つ目は、保存する際に必ずファイル名の最後に「.rb」をつけるということです。

 

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こうすることで、コンピュータが「これはRubyのファイルだな」と認識できるようになるわけです。

 

ちなみに、このようにファイル名の最後につけるものを「拡張子」と言います。

 

この場合、「.rb」が「Rubyファイルの拡張子」というわけですね。

 

そして、そのファイルにRubyのコードを書いていきます。

 

 

2. Rubyファイルにコードを書く

今回は、文字や数字を出力する時に使用する「puts」を使用して「Hello World!!」が表示されるようにコードを書きました。

 

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この時も、コード中に全角が混ざらないように注意してください。

 

ただし、「""(ダブルクウォーテーション)」の中は、日本語や英語など自由に記入することができます。

 

ダブルクウォーテーション以外の部分に全角で文字を書いたり、記号が抜けたりというミスは、初心者のうちはよくやりがちなので注意してください。

 

 

3. プログラムの実行

先ほど作成したRubyファイルのプログラムを実行するには、ターミナルで操作を行います。(Windowsの場合はコマンドプロンプト)

 

まずは、Rubyファイルを保存した場所まで、ターミナルでコマンドを打って移動します。

 

その時に使用するのが「cd:change directory」というコマンドです。

 

ぼくの場合は、Rubyファイルをデスクトップに保存したので、ターミナルでコマンドを打ってデスクトップへ移動し、そこでRubyのプログラムを実行します。

 

その時に打つコマンドは「cd desktop」です。

 

それを打ってEnterを押すと、ターミナル内でデスクトップへ移動することができます。

 

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うまく移動ができると、赤線の部分の表示が移動した場所に変わります。

 

この場合は、desktopへ移動したので、表示もdesktopとなっています。

 

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その状態で、デスクトップ上にあるRubyファイルを実行します。

 

その時に、ターミナルで打つコマンドは「ruby  hello.rb」です。

 

つまり、「ruby 拡張子も含めたファイル名」とターミナルで実行すると、Rubyファイルに書かれたプログラムが実行できるということですね。

 

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コマンドを書いてEnterを押すと、

 

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となります。

 

以上の流れをまとめると、こんな感じです。

 

テキストエディタで拡張子「.rb」を使用してファイル名をつけ保存

ターミナルでRubyファイルがある場所まで移動(今回はデスクトップ)

「ruby ファイル名」でプログラムを実行(今回は「ruby hello.rb」)

 

この手順でやると、Rubyファイルに書かれたプログラムが実行できます。

 

4. puts "Hello World!!"の説明

「puts "Hello World!!" 」は、「Hello World!!」という文字列を表示するコードです。

 

その中でも、「puts」の部分を「メソッド」といい、「Hello World!!」の部分を「引数」と言います。

 

メソッドとは、簡単にプログラムの機能を引き出すことができるコードのことで、「puts」の場合は引数が改行付きでターミナルに表示されます。

 

5. 変数

変数は、数字や文字などを入れる箱のような役割を果たします。

 

変数に値を代入しておくことで、その変数を活用して開発の効率を高めることができるわけです。

 

例えば、以下のような表示を、プログラムで実行するとします。

 

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この時、一文一文「kamizato」と入力していると、後で大きな問題が起こります。

 

それは、名前が変更になった時に修正するのがめんどくさいということ。

 

例えば、名前を「kamizato」から「yoshito」に変更したい時、変数を使用せずにコードを書いていると、全ての文字を直さなければいけません。

 

修正前

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修正後

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それが、変数を利用している時だと、変数に代入する名前を修正するだけで済むのです。

 

修正前

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修正後

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これで、全ての名前が「kamizato」から「yoshito」に入れ替わりました。

 

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こういう風に、変数をうまく活用すると、コードを書くときの効率は大幅に上げることができます。

 

ちなみに、変数を宣言するときに使用している「name = "yoshito"」の「=」を代入演算子と言います。

 

 

6. 数値

プログラミングでは、足し算や引き算、掛け算、割り算などの計算処理も行うことができます。

 

そして、数値はその役割によって3つのクラスに分けられています。

 

  • Fixnum(変数に整数を代入する時に使用)
  • Bignum(非常に大きな整数を代入する時に使用)
  • Float(小数点付きの数を代入する時に使用)

 

例としてコードを書くと、それぞれのクラスは以下の場合に使用されます。

 

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もし計算処理を行った時、Fixnumの値が一定の値以上になった場合はBignumに、小数を使用して計算した時はFloatに自動変換されます。

 

例として、整数同士で割り算をした時と、整数と小数で割り算をしたときの処理を見ていきましょう。

 

 

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「a / b」が整数同士の割り算、「a / c」が整数と少数の割り算です。 

 

そうすると、計算結果は下のようになります。

 

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 つまり、整数同士の計算は整数(Fixnum)に、整数と少数の計算は少数(Float)に自動変換されたというわけですね。

 

 

7. 文字列

文字列は、「''」または「""」で文字を囲むことによって作られます。

 

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 また、この文字列は「+」を使用することによって連結することもできます。

 

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ターミナルで出力すると、結果は下のようになります。

 

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このように文字を連結させることで、表現の幅を大きく広げることができます。

 

まとめ 

以上のことをまとめると、Rubyというプログラミング言語の基本的な使い方は以下の通りになります。

 

  • Rubyファイルは拡張子「.rb」をつけて保存する
  • プログラムの実行はターミナルでおこなう(Windowsはコマンドプロンプト)
  • なんども同じ表現が出る時は「変数」を使用する
  • 「変数」には文字や数字を代入することができる
  • 数字にはFixnum、Bignum、Floatの3つのクラスがある
  • 文字列は「''」または「""」で文字を囲むことによって作られる

 

以上のような基本はプログラミングをする上では必ず押さえておくべき基礎中の基礎です。

 

それをしっかりと頭に入れておかないと、勉強を進めるうちに思わぬところでエラーが頻発します。

 

初心者のうちは、そのエラー1つ1つを解決するために1時間も2時間もかかってしまうこともあるので気をつけましょう。

 

基本的な部分をしっかりと身につければ、割とスムーズにプログラミング学習が進められるようになりますよ。