理系学生や研究者こそプログラミングを学ぶべき理由

 

当ブログは完全未経験からプログラマーを目指す人のためのブログです

 

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どうも、元研究者の神里です。僕は研究者として7年間活動し、その後、プログラマーに転職しました。研究者をやってた頃は会社に行くのが結構嫌でしたが、今は2つの会社に所属し、のびのびと好き勝手に働くことができています。幸せ。

 

というわけで、理系学生や研究者の皆さんにプログラミングをオススメするためにこの記事を書きました。もちろん、「プログラミングスキルを身につけて研究者をやめよう!」的なことを言いたい訳じゃないですよ?どんな選択肢があっても僕は良いと思ってます。研究者をやめることが全てではありません。ただ、1つだけ言えることは、理系の道に進むならプログラミングはできた方が確実に生きやすくなるということです。

 

プログラミングで研究を効率化できる

まず、「もし僕が今研究者だったら?」という体で話してみます。今のスキルがあれば、どれだけ研究を効率化できるのか?ということですね。ではさっそく。

 

研究者がデータをまとめるときによくExcelを使用するかと思いますが、実はExcelだけでもプログラミングをすることができます。VBAというと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?そのVBAはExcelがあれば簡単に始めることができるプログラミング言語なのです。

 

それを利用して実験結果の簡単なデータベースを作成したり、検索機能をつけて過去の結果を簡単に参照できるようにしたり、ボタン1つで平均値、標準偏差、分散などの結果をもとにグラフを作成したり、データベースの一部分だけを他のファイルに出力したり、といったことが可能になります。「めっちゃ便利な研究ノートを作成する」という感覚ですね。VBAでできることを端的に表すと、「Excelで行うルーティーンワーク的なものをすべて自動化できる」ということです。

 

次に、プログラマーがよく使用するSlackというチャットツールを使用すれば、複数人での研究もだいぶ楽になります。チームごとにグループを作って、その中で研究計画やデータを共有すれば意思のすれ違いも防げる上に、誰がどこにいても簡単に会議ができるようになります。それに、やりとりも全てログとして残すことが出来るので、無駄なトラブルも事前に防げる。

 

また、研究分野に関するWebサイトを立ち上げ、情報漏洩にならない範囲でアウトプットを行えば、自社の技術を外にアピールすることにもつながります。そこから新たなビジネスが生まれたり、採用活動に全くお金をかけず学生を集めることも可能になる。

 

プログラミングの素晴らしいところは、大体の物事を自動化できることです。めっちゃ優秀な相棒を自分の手で作ってしまうという感覚ですね。そして自分で生み出した相棒は、作業効率も正確性も、人間のそれを遥かにしのぎます。この技術を研究に応用することができれば、もっともっと多くの成果を残せるようになるでしょう。プログラミングスキルばんざい。

  

人生の選択肢が広がる

プログラミングを学べば人生の選択肢は恐ろしく広がります。きっと、「いつクビを切られるかわからない」という不安も解消するでしょう。プログラマーの世界は深刻な人材不足。実際僕も、アラサー未経験からプログラマーへ挑戦しましたが、無事に転職をすることができました。それどころか、今では2つの会社に務めることができているくらいです。

 

こういう風に自分の働き口が確保できると、大学や会社への依存度は大幅に軽減することができるため、人間関係によるストレスも激減します。他の選択肢があるという状態は、思った以上に精神に安定を与えてくれるものです。

 

また、学んだ知識をもとにWebサイトを立ち上げ、専門分野で有名になることができればより一層人生の幅が広がります。専門分野に特化したコンサルタントになってもいいし、大学の教授になってもいい。理系専門のWebプログラマーになるのも面白そうですね。サイエンスとプログラミングのスキルを組み合わせれば、まだまだ面白い仕事をたくさん生み出すことができます。

 

お金が稼げる

研究者というとものすごく専門性高いスキルを持っているわけですが、残念ながらそれに見合う給料はなかなかもらえていないのが現実です。僕自身も、研究者の頃は手取りで月25万くらいでした。それでも悪くはないのですが、まだまだスキルの専門性の高さに比べると、貰える額は少なかったなと感じています。

 

それに比べてプログラマーは、スキル次第でどんどん給料を上げることができます。フリーランスともなれば、月50万くらい余裕で稼ぐことができるでしょう。それだけのお金を稼ぐことが出来れば、心にもだいぶ余裕が出てきます。転職や独立に対する精神的なハードルもかなり低くすることができますよ。将来起業したい研究者なんかも、自分で研究費を稼げるようになったらかっこいいですよね。

 

研究者はプログラマーに向いている

これは相性的な話ですが、研究者はかなりプログラマーに向いています。エラーが出ている原因を推測し、仮説を立て、1つ1つ検証して真偽を確かめる。その過程はまさに研究そのもの。加えて、プログラミングには必ず「答え」があります。それに対し、研究には明確な答えがありません。研究者は常に、できるかどうかもわからないことを要求されます。暗中模索しながら仕事を進める研究職に比べると、プログラマーは精神的なハードルがだいぶ低い。

 

あとは、やったことがすぐ目に見える形で現れるのもプログラミングの魅力ですね。研究だと1週間後にしか結果がわからないことも多いので、プログラマーのPDCAサイクルのスピード感は病みつきになります。1時間前まで全くできなかったことが、急にできるようになるのがプログラミングの楽しいところ。

 

まとめ

理系人材は専門性の高さが強みです。しかし、それゆえに人生の選択肢が限られてしまうというという弱点も抱えています。そして、その弱点を見事に補ってくれるのがプログラミング。専門性の高いスキルに加え汎用性の高いスキルを身につければ、人生の選択肢は大きく広がります。きっと、今までより遥かに生きやすくなるし、心からワクワクするようなキャリアパスも思い描くことが出来ますよ。

 

狭い領域に閉じこもるのはもうやめにして、大きな世界へ飛び出しましょう。きっと、毎日が楽しくて仕方ないと思えるような働き方が実現できます。これからは、自らの手で新しい仕事を創り出していく時代です。ぜひプログラミングスキルで心踊る毎日を手に入れてください。