何をするにも出来ない理由を探す人っていますよね。
- 時間がない
- 才能がない
- 自分には向いていない
- 気分がのらない
- 誰も助けてくれない
正直に言うと、こういうふうに出来ない理由ばかりを考える人は成長することができません。
なぜなら、行動を起こすための動機づくりが下手だからです。
だからこそ、どんどん成長することができる自分を作るためにも、まずは思考回路を変えることが大切なのです。
ただ、ぼくは否定的に物事を考えるのは、決して悪いことだとは思っていません。
むしろ、それも成長するためには大切なことだと考えています。
しかし、その否定的な考え方にも実は2種類のパターンがあります。
その違いよって、成長する人・しない人がはっきりと分かれるのです。
成長できない人のパターン
成長できない人には、決定的な思考パターンがあります。
それは、肯定的な自己否定が出来ないということです。
といっても、ちょっとわかりにくいですよね。
具体例で言うと、こんな感じです。
- 時間がないから、今日は勉強はやめよう
- 才能がないから、プログラミングは諦めよう
- 自分には向いてないから、この仕事を頑張るのはやめよう
つまり、
ネガティヴ + ネガティヴ
ですね。
これでは、成長できないのは当たり前です。
なぜなら、こういう思考回路の人は、問題意識を持っているようでただ単に努力から逃げているだけですから。
成長できる人のパターン
では、成長できる人のパターンはどうでしょう?
- 時間がないから、要点を押さえて勉強しよう
- 才能がないから、簡単なプログラミング言語から勉強しよう
- 自分には向いてないから、それを得意としてる人からスキルを盗もう
つまり、成長できる人の思考回路は、
ネガティヴ + ポジティブ
です。
自ら問題点を洗い出し、そこから自分のやるべき事を見つけ、行動に繋げることができる。
これが、「肯定的な自己否定」です。
肯定的な答えを出す事を前提に、否定的な目線を持てる人は、確実に成長することが出来ます。
なぜなら、自分の欠点をよく理解し、それを改善する努力ができるからです。
肯定的な自己否定が自分を成長させる
無駄に自己否定に陥ってしまっては何もできません。
大切なのは、自己否定をした上で、それを前進するためのエネルギーに変えることです。
そうすることで、無駄に自分に自信を持ちすぎることなく、かといって、自信をなくすこともなく、何事にも前向きに取り組めるようになります。
できない理由ばかりを探す癖がついていては、何をやっても成功することはできません。
そういう時は、自分の思考回路を変える努力をしましょう。
そうすることで、これまでよりもはるかに高いパフォーマンスを発揮できるようになりますよ。