どうも!プログラミング講師の神里です!
僕は現在、本業でも副業でも講師をしているため、色んな生徒さんに出会う機会もかなり増えました。
その生徒さんの中でも、スキルが伸びる人とそうでない人には大きな差があるように思えます。
職業柄、人によって成長度に大きな差がある状況を見るたび、「この違いはどうして生まれるのだろう?」と考えるようになりました。
「その人の思考に特有の癖があるのだろうか?元々のセンスが違うのだろうか?伸びない人はいつまでたっても伸びないのだろうか?」
色々考えているうち、ちょっと諦めモードになったりもしました笑
しかし、じっくりと観察して見ると、プログラミングスキルがグングン伸びる人にはいくつかの共通点があるとに気がついたのです。
そこで今回は、その共通点をまとめてみることにしました。
「スクールに通っても全くプログラミングスキルが伸びなかった」というのはわりとよく聞く話。
大金を払って損をしないためにも、学ぶ姿勢を正すことはとても重要です。
学ぶ姿勢ができていなければ、どれだけ最高の環境があろうと全てが無駄に終わってしまう。
「教材や環境が良ければ勝手にスキルが身につく」という勘違いを防ぐためにも、「初心者がプログラミングスキルを伸ばすために大切な7つの心構え」をご自身の学習にお役立ていただければと思います。
ぜひプログラミングスキルを身につけて、自由な人生を勝ち取ってください!
それでは、1番から順に確認していきましょう!
1. 自力でコードを書けるようにする
何を目的としてプログラミングを学ぶかで伸び方はだいぶ違います。
覚えることが目的になってる人はいくら学んでも応用力が身につきません。
大切なのは常に現場で働くことを想定し、「自力でコードをかけるようになる」という意識を持つこと。
その意識がなければ教材に書かれてあるコードをただ写経するだけになってしまい、全く頭に入りません。
そのため、いざ応用を求められると必ずフリーズしてしまいます。
2. 応用することを前提に持つ
プログラミングを学びはじめた理由は人それぞれですが、結局は「プログラマとして働いてお金を稼ぐ」というのが最終的な目的のはず。
であれば最初から現場で働くことを想定し、「自分だったらこのコードを利用してこういう処理を実現する」というイメトレは常にやっておくべきです。
学習段階からそのコードをどういう風に応用するかを考えていないと、いざ自分でコードを書く時に何もアイデアが浮かばなくなってしまいます。
実際、開発の現場において既存のコードを使い回せば済むだけの仕事はほぼありません。
必ず自分でアイデアを練り、それをコードで実現させる応用力が求められます。
そして、そういう時に柔軟に対応出来るかどうかでプログラマとしての評価は大きく変わります。
3. 考えることを意識する
プログラミングスキルが全く伸びない人に共通するのは「何となく」でコードを書いてしまうこと。
残念ながら、それではスキルはいつまでたっても伸びません。
コンピュータは書かれたコードの通りにしか動かない。
つまり、一文字でも間違うとエラーが出るということです。
もちろんエラーが出ること自体は全く悪いことではないのですが、かといって「適当にコードを書いても良い」というわけでもないのです。
自分が書くコードには、一つ一つに明確な意図を持ちましょう。
「なぜそういう風に書いたのか?」という理由が説明できない場合は危険信号です。
4. 検索能力を磨く
プログラミングではわからないことは沢山出てきます。
僕自身、学習を始めてもうすぐ2年目になりますが、未だにエラーは出まくるし、最適なメソッドの選択や機能拡張、新機能の追加は調べないとほとんどわかりません。
だからこそわからないことに出会ったらそこで諦めるのではなく、調べまくることが重要なのです。
わからないことがあったら必ずググってください
「ググる」という単語がわからなかったら、まずはそれをググりましょう!
何事も練習あるのみです!
5. わからない状況を楽しむ
先ほども言ったように、プログラミングを学び始めるとわからないことがたくさんあります。
だからこそ、その状況を楽しむことができるメンタルを手に入れる必要があるのです。
「わからないことがたくさんある」ということは、それだけ伸び代があるということ。
自分の可能性に期待を持ち、ぜひ前向きに取り組んでください!
自分の成長を日々感じることができるのが、初心者の一番楽しいところ。
理解できなくて悩むこともたくさんあるかもしれませんが、その分解決できたときの喜びはとても大きいので、ぜひ色々チャレンジしてみましょう!
6. 人の説明をよく聞く
何でもそうですが、人の話をよく聞かない人は間違いなく伸びません。
なぜなら、有益なアドバイスを受け取っても全く活かしきれないから。
そういう人はやがて親身になってアドバイスしてくれる人もいなくなるでしょう。
アドバイスがもらえないから実力も伸びず、さらに信用を失い、よりいっそうアドバイスをもらえなくなる。
まさに負のスパイラルです。
プログラミングの授業を受けてる時につい手を動かしたくなる気持ちはわからなくもないのですが、そこはグッとこらえてアドバイスをよく聞きましょう。
その方が確実に早く成長することができます。
7. オリジナルアプリ作る
しつこいくらい何度も言いますが、プログラミングスキルはただお手本の通りに写経をしても伸びるものではありません。
「自分は何を作りたいのか?」を考え、そのアイデアを実現するために様々な書き方を調べ、目的に沿ったコードを書く。
その過程を経てこそ、プログラミングスキルが身につくのです。
大切なのは応用力や問題解決能力を鍛えること。
そのためにもオリジナルアプリの作成が効果的なのです。
まとめ
初心者がプログラミングスキルを伸ばすために大切な心構えは以下の7つ!
- 自力でコードを書けるようにする
- 応用することを前提に持つ
- 考えることを意識する
- 検索能力を磨く
- わからない状況を楽しむ
- 人の説明をよく聞く
- オリジナルアプリを作る
ぜひ以上の心構えを意識して学習に取り組んでみてください。
プログラミングスキルは最高の教材とメンターさえいれば伸びるというわけではありません。
今の環境を生かすも殺すも自分次第!
それを常に頭にいれておきましょう。
ぜひ今ある環境を最大限に活用し、プログラミングスキルで人生の選択肢を増やして下さい♪