どうも、かみざと
です。
今回は「人を育てる」ということについて。
いやぁ、難しいですよね、教育って。
僕もこれまで2年くらい、ほぼマンツーマンで人にプログラミングを教えてきたわけですが、僕の力不足で育てきれなかった人もいます。
本当に申し訳ない。
色々と考えてやってきたつもりですが、それでも僕の指導力はまだまだです。
もっともっと、人を育てられるようにならないといかんですね。
自分の手で一流のプログラマーを育てられるようになるまでは、一切満足できません。
どうやったら人を育てられるようになれるのでしょうか?
いまだに自分の中で明確な答えは出ていません。
マンツーマンレッスンは正解だったのか?
僕はこれまで、「マンツーマンこそが最善の指導法だ」と信じて実践してきたわけですが、これも今では疑問に思っています。
なぜなら、マンツーマンで1人1人のサポートを手厚くすればするほど、その人の自主性を奪ってしまうから。
いつのまにか、僕のレッスンがない日は学習をしないようになってしまうんですよね。
だから、マンツーマンでレッスンするなら、それこそ僕自身が毎日時間を取れるようにしないと無理だなと感じるようになってきました。
そうしないと、空いた期間で生徒さんのモチベーションはどんどん下がっていってしまう。
1人1人の対応を手厚くするするために始めたサービスではありましたが、それが逆効果になってしまった感はあります。
このことに関しては、とても反省しています。
自分がいいと信じてやってきたことが、完全に逆効果となっていました。
これでは社会に対して大きな価値は提供できませんよね。
それだと僕がビジネスをやる意味はない。
改善策としてオンラインサロンを始めた
コミュニケーションが不足するための改善策として、8月末からプログラミング学習のためのオンラインサロンを立ち上げました。
嬉しいことに、現在では20名以上の方が参加してくださっています。
このサロンを立ち上げることによって、マンツーマンレッスンを受けてくださっている方々とも毎日コミュニケーションを取れるような環境ができました。
加えて、ここ1ヶ月は教材の開発に力を入れ、自然と生徒さんが成長するような仕組みづくりにも注力してきました。
また、サロンに参加してくださった皆さんで共同開発をするということにもチャレンジしています。
結果として、以前よりも生徒さんの成長スピードが速くなっているのを体感しています。
一緒にプログラミングについて議論をしたり、オリジナルのプログラムを共同開発をしたり。
そういう活発な活動が毎日生まれるようになりました。
この事実については、嬉しいのと同時に、これまでの自身の効率の悪さに絶望しました。
「もっといい環境を作れたはずなのに、なんでそれをやってこなかったんだ」となりました。
ちょっと結果が出てたのをいいことに、僕は自身のビジネスを改善し続けることをサボってたんです。
「このまま進めばいい」と勘違いしてました。
調子のいい時こそ、このような勘違いには気をつけなければいけませんね。
僕は、自身のビジネスがまだ未熟であることを全く理解していなかったのです。
失敗から学んだこと
今回の失敗を経験して、僕は仕組みを構築することの大切さを学びました。
大切なのは、1人1人に対してただ盲目的にサポートを手厚くすることではなく、最高の価値をいかに多くの方々に届けられるか?なのだと。
だからこそ、教材を開発し、コミュニケーションの場を作り、1つの情報をできるだけ多くの人に届けられるようにする。
自身はどんどん手が空くように工夫し、その空いた手でさらに多くの価値を多くの方々に提供できるようにする。
そういうことをやっていかなければいけないんだなと。
「人を育てることさえも自動化する」
その大切さに気づくことができたのも、今回の失敗があったからです。
一生懸命手を動かし続けてくれた過去の自分に感謝。
全力でやってなければ、この失敗も経験できなかったと思います。
今後は、マンツーマンでのコミュニケーションを大切にしながら、多対多のコミュニケーションにも力を入れていきます。
マンツーマンはメンタル面のケアをするため。
多対多は情報の共有を行うため。
それらをうまく使い分けることによって、もっと人を育てる能力も磨くことができるのではないかと。
新しい取り組みもまだ始まったばかりではありますが、これからどんどん仕組みを構築していきます。
低価格で圧倒的に優秀な人材を育てられるようなサービスを提供したいですね。
そのためにも、自身のプログラミングスキルを磨くだけでなく、心理学やマーケティング、リーダーシップ、仕組み化についてどんどん学んでいきます。
「僕が学んだことが生徒さんの血肉になる」
そういう自覚と責任、覚悟を持ちながら前進していきます。
新しいことには多くの学びがありますね。
いい経験ができてよかった。
これからもどんどん貪欲に挑戦していきます。